ZERO Private Body Labo
更新日:2023年6月25日
新年度も始まり、2023年が始まってもう5ヶ月が経ちました。
正月休みが先月くらいに錯覚するほど時の流れが早く感じています、、
気がつけば、自分ももう34歳。
人ってこんな感じで歳を重ねるんだと実感。
最近ではふと、
「いつまで健康でいられるのか」
と考えさせられることも増えてきました。
他人には話さないけど、
同じような事を考えている人って実は多いはず。
今回の記事はそんな人たちに向けて、
老後ために今できる習慣(今回は運動習慣)について考えていきたいと思います。
男性:81歳
女性:87歳
(※厚生労働省)
という素晴らしい長寿結果が出ています。
1955年の平均寿命は男性が約64歳、女性は約68歳だったそうです。
65年もの間に日本人の平均寿命は約17~19年も延びているんですね。
※ちなみに2065年には男性は85歳、女性は91歳になる見込まれています。
医療技術の進化、生活環境の整備など社会環境が改善されたことで、日本人の平均寿命は右肩上がりになったそうです。
本当に人生100年時代が訪れそうですね。
しかし、 寿命とは「生まれてから死ぬまで何年生きられたか」にしかすぎません。
先述したように、 ぼくたちにとって大切なのは寿命よりも、「どれだけ長く健康でいられたか」ではないでしょうか?
この期間ことを『健康寿命』と言います。
⏩健康上の問題で日常生活が制限されることなく、自立した生活ができる期間のこと
男性:72歳
女性:75歳
(※厚生労働省)
これを長いと捉えるか、短いと捉えるかは個人の感覚で違うかと思います。
不健康な期間はどうでしょう?
⏩寿命と健康寿命の差のこと
性別 寿命 健康寿命 不健康な期間
男 81歳 72歳 9年
女 87歳 75歳 12年
ご覧のとおり、
男性は9年、女性は12年も
不健康な期間を過ごすことになります。
人生最後の9年〜12年は介護を必要としたり、車椅子で生活したり、ベッドで寝たきりに過ごしたりと想像できないほどの期間、不自由な生活を送ることになります。
実は寿命と健康寿命は共に延伸していますが、 その差は昔からほとんど縮まっていません。
社会整備の改善により平均寿命が延びたものの、 個々の生活が以前に増して豊かな暮らしとなり、
・運動不足
・不健康な食事
・過度な飲酒など
が加速されたからだと考えられます。
運動不足という点において、以下は介護の原因について注目したいと思います。
(※内閣府HPから引用)
介護が必要になる約75%の人は上記のような形で不健康な期間を迎えることになります。
実はこれらの原因ってただ単に加齢によって引き起こされるのではなく、日々の運動習慣の積み重ねが大きく影響しています。
【認知症の予防】
身体の機能が低下することで、認知機能も低下しやすい傾向があると言われています。 筋肉を動かす際に運動神経や感覚神経に刺激を与えることで脳の働きを活発にします。 また、筋肉を動かし身体全体の血流が促進されると脳への血流も増えるので認知症予防に繋がります。
【脳血管疾患・心疾患の予防】
運動(特に有酸素運動)を行うことでコレステロール値の改善が見込まれます。 血管内の悪玉コレステロールや脂肪が分解され血流改善が見込まれることで動脈硬化の進行を防ぐことができます。
【骨折、転倒の予防】
加齢と共に骨は脆くなりますが、特に閉経後の女性の骨量は急激に減少します。骨は重力や負荷などの刺激を与えることで強くなります。 また運動を行わないことで下半身の筋肉は著しく減少し、これによって転倒のリスクは高まるので日々の運動は重要です。
【関節疾患の予防】
関節痛のほとんどは筋肉の衰えが原因です。 筋肉の一部が弱ると他の部位で身体を支えようとします。 日頃から適度な運動を行うことで筋力や柔軟性を維持することができるので、関節への不安要素は軽減されます。
このように、運動習慣は要介護の予防にとって重要な役割になります。
定期的な運動が筋力、柔軟性、バランスを改善し、身体機能を向上させるので健康寿命の延伸に繋げることができるのです。
もしかしたら、今やっている運動が意味のないものだと感じている人がいるかも知れません。
しかし、長い目で見たときにぼくたちの老後には必ず意味があります。
頑張って継続していきましょう!!
今回は健康寿命と運動習慣について記事にしてみましたが、
「こんな内容は前から知ってたよ」って人も
「今初めて気付いた」って人もいるかと思います。
まだ行動に移せていない人は、早いうちから運動する習慣を身に付けておいた方がいいですね!
「いつまで健康でいられるのか」じゃなく、
“いつまでも健康でいたい”
というマインドを持って楽しく運動していきましょう!!
今回はこれでおしまいっ!