ZERO Private Body Labo
更新日:2021年11月16日
今回のお題はトレーニングの回数は週に何回やればいいのでしょうか。
という記事です!
もちろん回数は多い方が基本的にはいいでしょう!
しかし時間も使いますしトレーニングに向かう気持ちって作るの大変ですよね。
なかなか1人ではトレーニングが習慣にならないのもよくわかります。
なんでも聞いたデータによるとジムを1人で1年間継続出来るのは僅か3%だとか。
クライアントの方は週1回か2回、多い方で週に3回通って下さっているのですが、今回は『週1と週2』にどんな差があるのかをまとめたいと思います。
今回の記事で覚えて欲しい要点としては
・超回復
・mTOR
・ミオスタチン
少し言葉がややこしいですが、脂肪が付きづらいカラダをキープする上で非常に大事な部分なので参考にしてみて下さい!
そしてまずはしっかりとトレーニングで追い込めることを前提で話を進めます!
軽く歩いた、走ったとかの話ではないので気をつけて下さい。(もちろんそれでもやる方がいいですよ)
おそらくよく聞く言葉なはず。
筋肉の超回復は、36~72時間後までに元の水準よりもレベルアップする現象のことです。
何がレベルアップするのかというと、前に記事で書いたのですが筋グリコーゲンといって筋肉に蓄えられる糖質の量が増えるんですね。
これによって糖質が余って脂肪に回る現象を徐々に抑えられます。
筋肉タンクと肝臓タンクが溢れると脂肪タンクに回りますよ!という図です。
この筋肉タンクの容量が以前より増えるよと。
つまり継続していると以前よりは太りにくくなりますよね!
簡単にいうと筋肉をつけろ!とカラダに発信してくれるシグナルです。
mTORが活性化することにより、筋肉の合成が始まるのです。
またmTORが活性化していると、筋肉を分解してエネルギーを取り出そうとする働きも抑えられます。
活性化されていれば栄養は筋肉に優先して配分されるのでこれまた太りにくい状態がつくられる訳です。
ミオスタチンは筋肉を減らす遺伝子です。
人間にとって、タンパク質は生命維持に一番重要な栄養素です。
もともと飢餓の時代には筋肉がたくさんあると燃費が悪いので生命維持にはどちらかというと不必要。
使わない筋肉は減らしていこうとカラダが働くようになっています。
(現代では飽食なので燃費が悪いカラダは羨ましがられますが)
トレーニングによってこのミオスタチンを減らすことができます。
これは遺伝で人によって差がかなりあるようです。筋肉質な人はミオスタチンが少ないんでしょうね。
現代ではありがたいですが、昔だと餓死しやすいタイプということになります。
まとめるとトレーニング後は脂肪が付きづらく筋肉が付きやすい最高の状態になるわけです!
そしてこの超回復もmTORの活性化もミオスタチンの減少も2〜3日効果が続きます。
となると週1のトレーニングだと週の半分以上は効果が切れている状態。
週2のトレーニングだとほぼ毎日この効果を得れるというわけです!(中2〜3日での週2回です)
実際自分の体感として週1だと体型も良くてキープくらいな気が。(普段は4回か5回は行っています。)
特にこれからトレーニングを始めようとしている方は、最初の3ヶ月間くらいはめちゃくちゃ体型を変えれるボーナスタイムみたいな時間です。
迷わず最初は週2以上のトレーニングをおすすめします。(カラダが慣れると体型が良くなるスピードが一気に遅くなります)
他にも良い効果は様々ですが、今回は上記の効果から毎日トレーニングの恩恵を受けるには週2以上がいいよ!
という話でした。