ZERO Private Body Labo
更新日:2023年9月7日
月経前症候群の事で、女性ホルモンの変動の関係で生理前に現れる不調で、
身体的なものと、心理的なものに分けられます。
症状がなく、心身ともに調子が良いと感じやすい時期は生理が始まってから
排卵日(生理スタートから14日目程度)くらいまで。
この時期は女性ホルモンであるエストロゲンが多く分泌されます。
そして反対に不調を感じやすくなるのが、
排卵してから次の生理が始まるまでの期間で、特に生理の1週間前くらいから
はもう一つの女性ホルモン、プロゲステロンの分泌量が増え、体温が高くな
り、水分を体に溜め込みやすくなる。
こうした体内のホルモンバランスの変化によって生理周期の間に不調を
感じやすくなります。
PMS期は症状やタイプや程度には個人差があるが、体や心、肌などの
様々な部分で、ほとんどの人に何らかの不調が現れます。
日常生活にほとんど影響のない人もいれば、生活に支障がでてしまう程、症状が重い人もいます。
頭痛
腹痛
下腹部痛
浮腫み
体の冷え
肌荒れ
体重増加
乳房の張りや痛み
強い眠気
イライラする
不安や悲しみを感じる
集中力がなくなる
怒りっぽくなる
憂鬱な気分になる
パニックになる
特に普段からストレスを感じやすい人や完璧主義で几帳面な人程、
PMSの症状が重くなりやすい傾向にあるみたいです。
私達の体をつくる毎日の食事は、ホルモンバランスを整え、体を整える為にも大事です。
イライラや眠気などのPMSの症状を悪化させてしまう原因になるので
1日3食は摂るようにする。
PMSの症状を緩和させる為に効果的な栄養は、
ビタミンB6、ビタミンE、マグネシウム、カルシウムなど。
イライラすると甘いものが欲してしまうが、砂糖を多く含む食べ物を摂ると、
血糖値が急激に変化するため、必要な栄養素であるビタミンやミネラルを
消耗してしまう。
空腹を我慢する時間をつくならないようにして血糖値を安定させ、
食欲を抑える。
生理前は食欲が増すので食べたい欲求を我慢してしまうとイライラして
しまったりする為、食事のコントロールが大事。
PMSの症状が重いのは、運動不足が原因の可能性もあるみたいです。
適度に体を動かして、常に代謝や血流を良くしておく事も大事。
ウォーキングやストレッチなど運動不足の人でも負担が少なく、体をじっくり温める運動を習慣化してあげる。
『生理前の筋トレはやる気でない…』という方。
生理前はホルモンの増減の影響で精神的にやる気が出ない。
という不調がでるものです。
腹痛などで体調に不調を感じる場合は無理にせず、リラックスする方が良い。
ストレス発散を目的にする。
そもそも生理前は筋肉が増えにくい時期なので、筋肉を増やす事を目的に
するとやる気が下がりやすい。
気分をスッキリさせるような目的を作って筋トレをしてみる。
続けているうちに自律神経が整い、血流が良くなって浮腫みが解消されるだけでなく、リフレッシュ効果にも期待できる。
骨盤は子宮や卵巣を守る重要な骨格です。
骨盤が歪んでいると周辺の血流が滞ってしまうため、卵巣機能が低下し、ホルモンバランスも乱れてしまう。
できるだけストレスを溜めず心身を休ませてあげる。
生活習慣を整えるだけでなく、リフレッシュタイムを確保するようにすると◎。
出来ることから意識して、PMSを乗り切りましょう♪